チェンジ!!
~蓮斗~


オレは今、屋上にいる。



モチロン、真莉乃…違うか、マリと芽衣が抱き合ってるところもバッチリ見た。



正直、相手が女でも嫉妬してしまう。



相当ほれてんな~…



「先輩…!?!?」



「め…芽依///」



うわっ…芽依じゃん!最悪…顔ゼッテェ赤い。



「先輩…好きな人って誰???」



「っ…秘密…。」



言えるわけねぇだろ。



「……じゃあ一つ告白するね???…アタシと先輩って中学の部活一緒だったんだよ…」



部活…!?芽依がオレと同じだった。



…荒れる前のオレを知ってるって事か…



「芽依???オレさ…膝壊してもう走れないんだ~!」



芽依に心配をかけないように…



芽依は目をオレから離そうとしない。



「だ…から、オレは…あ…荒れたんだよっ!」



「先輩…アタシ、藤馬蓮斗って存在をね、好きだったよー…???」



芽依がオレの輝いていた頃を知っている。



それだけでじゅーぶんだよ…
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