チェンジ!!
「ふっ…ぅうっ…」



アタシの身体、戻っちゃったんだもん。



もう…蓮斗だって、関係ないって思ってるんだよ。



タダの後輩に戻っただけだよ。



だったら…だったら一度だけ、



『藤馬蓮斗』



ケータイのメモリをみて、メール作成ボタンを押した。


「To、蓮斗
アタシね、中学の頃から蓮斗の事が好きだよ返事ください…
from芽依」



手が震えて、送信ボタンが押せない。



「これ…本当?」



…そこには、アタシの大好きな人がいました。



「っ…蓮斗…本当だよ…」



「オレも、好きデス…。」



………。



アタシの恋は、案外アッサリと叶ってしまいました。



「芽依!!!嬉しい。」



「蓮斗…アタシもだよ!」


これから、また波乱が起こる事も知らずに幸せに浸っていたのでした~…
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