空に願いを込めて
自然教室
4月の終わり、あたし達の学年は自然教室に行く。
「はい。それでは、班のメンバ-を決めて下さい!」
担任の声とともに皆が騒ぎ始めた。
「なァ!!莉紗。6人一緒に班組もうぜ?」
和輝があたしを誘ってきた。
「もちろん!仲良し6人なんてラッキ-♪」
あたしは和輝達と班を組む事にした。
「ねぇ、梶谷さん。佐藤さんも一緒じゃ駄目かしら?」
担任とあたし達は佐藤という女の子の方を見た。
「え...あの、6人組はもう出来てるんですけど...」
「うん、それが...クラス、31人だから1人余るのよ...」
「他の班は...入れないんですか?」
「佐藤さん...あなた達の班がいいって言うのよ。いいかしら?」
「.....。」
あたし達はしばらく黙ってしまった。
佐藤さんがこっちをなんとなく見ている気がする。
「―――っ分かりました。いいけど...」
「ありがとう。梶谷さん。佐藤さんを呼んでくるわ。」
そう言って担任は佐藤さんの所へと去っていった。
「はい。それでは、班のメンバ-を決めて下さい!」
担任の声とともに皆が騒ぎ始めた。
「なァ!!莉紗。6人一緒に班組もうぜ?」
和輝があたしを誘ってきた。
「もちろん!仲良し6人なんてラッキ-♪」
あたしは和輝達と班を組む事にした。
「ねぇ、梶谷さん。佐藤さんも一緒じゃ駄目かしら?」
担任とあたし達は佐藤という女の子の方を見た。
「え...あの、6人組はもう出来てるんですけど...」
「うん、それが...クラス、31人だから1人余るのよ...」
「他の班は...入れないんですか?」
「佐藤さん...あなた達の班がいいって言うのよ。いいかしら?」
「.....。」
あたし達はしばらく黙ってしまった。
佐藤さんがこっちをなんとなく見ている気がする。
「―――っ分かりました。いいけど...」
「ありがとう。梶谷さん。佐藤さんを呼んでくるわ。」
そう言って担任は佐藤さんの所へと去っていった。