初恋心
1章 出会い





ん―――...


机に突っ伏していた私は大きなあくびと大きな伸びをして目覚めた。


顔を上げるとそこはまだ教室で、大きな窓からは真っ赤な夕陽が差し込んでいた。


うわぁ...私、寝ちゃったんだぁ。


みんなと恋バナで盛り上がってたはずなのにぃ。




だけどもう周りには誰もいなくて、その代わりに小さく折りたたまれたメモが横に置いてあった。


開くと、


"なかなか起きないし気持ち良さそうに寝てるから置いてくね(笑) いつものファミレスでみんなで待ってるから起きたら早くおいで~!!"


と書かれてあった。


みんなからかぁ!!じゃぁ、急がなきゃ!!


私は急いで鞄に教科書類を詰め始めた。


すると...
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