Tactic

sideトーコ

智也の家を出て、私は学校へ着いた。


すでに式は始まっていて、私は、中には入らずに、ずっと屋上で空を見上げていた。


空が眩しい。


告白するなら、成功するんじゃないかってくらいに晴れ晴れとした天気だ。


だけど、私の気持ちは複雑だった。




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