変わらない音




1歩、また1歩と


足を進める内に


どんどんネオンの輝きが薄れていく。


それと同時に


耳障りな騒音も


遠くなっていく。


1分ほど歩いたところで


ふと、振り返る。


ここは


あの大通りとは


違う世界なんじゃないのかと思う程


何かが違った。




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