私の好きな人
「なにしてるんですか?」
高橋さんだった……
キョトンとした顔から一変、ナイフを見ると宮崎さんに飛び掛かりナイフを奪い捕った。
「えっ?マジでなに?」
宮崎さんは泣き崩れ、私は安心して腰が抜けた。
高橋さんは、ナイフを持ったまま仲原さんを呼びに行った。
「言わないで……仲原部長には………お願いだから…………」
宮崎さんはそういうと、走ってどこかへ行ってしまった。
追いかけようと思ったが、腰が抜けているので、動けなかった……