【完】恋の欠片―ユアン編―㊤
第二章~想い~
恋の行方
『忘れ物!』
私は、窓の外を見ながら昨日雪兎が言った言葉を思い出していた。
何度思い出してもいい、あのシーン。
昨日は本当に夢のようだった。
「なーに1人でにやけちゃってんの~」
「え?」
声のした方を向くと、そこには今登校してきた怜奈が立っていた。
「なにかいいことでもあった?」
「え…な、ないない!」
私は、窓の外を見ながら昨日雪兎が言った言葉を思い出していた。
何度思い出してもいい、あのシーン。
昨日は本当に夢のようだった。
「なーに1人でにやけちゃってんの~」
「え?」
声のした方を向くと、そこには今登校してきた怜奈が立っていた。
「なにかいいことでもあった?」
「え…な、ないない!」