恋愛アドバイサーズ
あなたが諦めたいのならば、我々は、その恋を忘れられるくらいいっぱいいっぱいあなたが楽しんでもらえるようにバカなこともします。
あなたがアピールしたいと言うのならば、我々はあなたに魅力的な女性になってもらうため、どんな知識でも詰め込みますし、努力もします。
そういった集まりなんですよ。
恋愛アドバイサーズっていうのは」
2人の女子高生は黙ったまま、見つめあいそのまま俯いた。
「…………ッカ、もし、……もしも、私の彼氏が浮気していて、私がその彼氏のことを許せないからお仕置きがしたいなんて言ったら、あんたたちはどうすんのさ」
インテリメガネは手をアゴにもっていき、少しだけ何かを考えるような仕草をする。
「……もし、物凄いお仕置きをしたいというのなら、出来る限りの最強で最悪なお仕置きを用意します。
もし、もう浮気なんて出来ないくらいにって言うことだったら、軽くこらしめるくらいのお仕置きだってできますよ」