歌詞集〜路端で咲く詩〜
その白い羽を広げて
温かい風 頬を撫でる
柔らかい陽 降り積もる

青い花 歌を歌う
君の声 呼んでいる私を


川に敷き詰められた
少し眩しいくらいの

光の粒が僕の瞳
湿らすの……


その白い羽を広げて
私を連れ去って欲しいよ

どこまでも続きそうな空の
片隅で2人羽ばたきたい

光、闇そのどれもが
溢れだした君の胸の中で




温かい風 囁いている
柔らかい陽 零れ落ちて

青い花 僅か、そよぐ
僕の声 聞こえる?君にも


川に流されていく
少し眩しいくらいの

光の粒 照らされた月の様に
儚くヒカリを放つのが……


その白い羽を広げて
私を包み込むのなら

空高く舞い上がって
いつの日か突き落とすことをできるの?

光と闇そのどれもが
溢れだすの僕の胸の奥で


その白い羽が汚れて
いつの日か僕を放そうとも

どこまでも繋がるこの空の
片隅に2人の笑顔咲くと

願っている例え叶わずとも
そう思えた君に出会えたから




その白い羽を広げて
羽ばたくんだこの空の彼方




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