歌詞集〜路端で咲く詩〜
太陽の匂い
まだ目覚ましの鳴る前
強い日ざしが降り注ぐ
その刺激で目が覚めてしまった

高い鉄塔を跨ぐ
鳥の群れは小さく
空の片隅で生を刻む

青い空を渡る速い雲の波
遠く夢を見る少年が走り

肌を焦がす汗が額流れ落ち
温かな日が僕らを包む



セミの声 揺れる日差し
蒼く萌える木々が並んでる

カモメはばたき 波揺れ
汗ばんだTシャツで
大きく息を吸った

身体を掛けていく
太陽の匂い 夏の日差し




網戸にたかる昆虫
ゴミを啄むカラス
冷えた部屋で寝転ぶ人


青い空に架かる7色のアーチ
見上げて一生懸命手を振った
幼き日に夢見た未来の先に
僕はちゃんと歩めているの

夕立に轟く稲妻の
光に照らされてる

地を這って進めば良い
汚れた頬を撫で
ふと振り返る時に

晴れ渡る空が
やってくるもんだ
夏の日差し


セミの声 揺れる日差し
蒼く萌える木々が並んでる

カモメはばたき 波揺れ
汗ばんだTシャツで
大きく息を吸った

身体を掛けていく
太陽の匂い 


立ち止まる者の
背中を押すのさ

夏の日差し



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