歌詞集〜路端で咲く詩〜
白紙の地図
風を切ることが恐くなって
気付いた時には止まっていた
白紙の地図に描かれたのは
戻りたい場所だけ
夕暮れの空に浮かぶ月を
ただひたすら目で追っていた
数えきれない程の一秒が
するする零れた
何をしていた?自問自答は終わりなく
何をしていく?その答えすらもう
今走りださなきゃ見失うだけだろ
掴めるかなんて分からないけど
手を伸ばさなきゃ始まらないから
走り続けろ 白紙の地図を手にして
いつの日か立ち止まった場所を刻み
それを終着点と名付けよう
風を切ることが恐くなって
気付いた時には止まっていた
白紙の地図に描かれたのは
戻りたい場所だけ
踏み出した足が震えてる
視界もそれほど晴れてはいない
それでも頬を差す暖かな
光へと向かおう
自分とは誰で何を目指すものか
明日はその答え分かると思えば
今走りださなきゃ次はもうないから
たどり着くかなんて分からないけど
歩を進めなきゃ始まらないから
走り続けろ 白紙の地図を手にして
今いる場所を刻み続けた
その道程を人生と名付けよう
今走りださなきゃ見失うだけだろ
掴めるかなんて分からないけど
手を伸ばさなきゃ始まらないから
走り続けろ 白紙の地図を手にして
いつの日か立ち止まった場所を刻み
それを終着点と名付けよう
白紙の地図に刻まれた人生
それをいつまでも誇れるよう
風を切ることが恐くなって
気付いた時には止まっていた
白紙の地図をまた開いてみた
いつの間にか進んでいた