歌詞集〜路端で咲く詩〜
グッデイ
両手一杯の愛で
この宙飛んでみたいね
そんでさ僕は終に遂げるから
さよならグッデイ グッデイ

世界が謳う愛で
救えるものは無いね
それも仕様が無いよ
結局のところ伽藍洞なんで なんて

皮肉も一種のアイデンティティ
とかいうやつで
構わないでよ
聴衆もつかない詭弁家なので


もう良いよ。
あなたがどれだけ心配してても
僕をどれだけ憂いていても
差し伸べられた手にさえ
恐怖感じるの

だったらいっその事
見て見ぬふりでもして
突き放してよと
そんなこと言える強さなんて
持ってないよ

グッデイ

「特別」なんか要らなくて
ありきたりな日々ただ愛せてたら
みんなみたいに
世界と向き合えたかな?

暗い部屋の片隅で
いつもの様にただ息をしている
たったそれだけでも
愛して欲しかった

やめてよ歌わないで
希望や愛も夢も
この世界にある
全てを讃える賛歌なんて

耳に入れたくも無いんで
大声出さないで
僕だけが取り残されてしまった
日常なんてもう良いの

あなたにこれまでどれだけの悲しみ
辛い事があったとしても
きっとこれから先では
光が指すよと

言った人の下にはどうか
罰が下れば良いなと願い
ただそれだけを抱えたまま 
今日、行くよ

グッデイ

「特別」だって感じたくて
周りを見渡して冷えく心
触れただけで崩れる様な
プライドも

「特別じゃない自分」と
向き合うことから逃げていたのだと
気付いた瞬間(とき)にはもう
足は止まっていた

両手いっぱいの愛は
結局見つけられなかったけれど
きっと僕が思うよりも
今日はグッデイ

これまでもきっと
本当はずうっと
生きることそれはグッデイ

両手一杯の愛で
この空飛んでいたいね
嗚呼、やっとさ僕は言えたんだ
さよならグッデイ
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