歌詞集〜路端で咲く詩〜
真夏の星座〜Sommerliches Doreiek〜*

この愛が届くまで
輝いているだろうか?
君に見えるほどに

いつの日か消えるとて
あの大空に輝く星の様に
煌めけ私の愛



いつも側に居るから
何も伝えられなくて

このまま変わらずで居ても
良いのかな?なんて
思うんだ

君の隣で歩けることに
いつの間にか
満足してたみたいだね


でも本当は君の手を
握り締めて歩きたいの

君はきっと気付かないけど
誰よりも君を思ってる


夏の夜の花火は
とてもきれいに咲き
瞬く間に消えていくよ
何だか切ないね

この愛もいつか消えるのなら
永遠にとは言わないよ
せめて

あの星の様に尽きるまで
燃えていて欲しいよ



君は忘れてしまったかな?
雲一つない空に輝く二つ星

織り姫と彦星みたいに
どんな川も渡って
結ばれようって


ふざけたように笑ったけど
私は涙堪えてた

思い出に変わった今でも
君の口から
また聞くのを待ってる


叶うことのない恋だと
気付いているけど
捨てることなんてできなくて


もし君が私を好きになる
そんな奇跡が
起こるのなら

儚くて短い花火の様な
一時の恋でもかまわないと

願ってしまう私の
いやらしい心すら
尽きるまで燃えてよ

真夏の星座に浮かぶ
織り姫星




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