ショート シチュエーション{ Lovers Season }
そして、
3つ目のストーリー。
《リラの花とソーダ水の中の
葡萄粒》
これは、私が少々アンニュイな
気分になっていた時に
生まれたストーリーです。
実際に葡萄粒をソーダ水に
落とすと浮いたり沈んだり、
まるで人の気分を表して
いるみたいになります。
これを書いたのは丁度
6月頃で、リラの花の香りが
辺りに立ち込めていました。
何となく男性側のイメージが
ユウスケ・サンタマリアさんの
雰囲気で浮かんで来ましたが
(笑)
貴方は誰を思い浮かべた
でしょう?
いずれも彼と彼女や俺と私など
イメージを固定しないように
しているので、身近な誰かを
当てはめて楽しんでみて
下さい。(笑)
最後の《或る男》は、ちょっと
Amazingな終わり方ですが、
あの時ああしておけば良かった
とか、こうしておけば良かった
とか、後悔は人生につきもの
です。
選択肢や、第三者の介入に
因って大きな影響を受け、
激変する場合もあります。
常に何を選ぶかは自分次第
…ですがね。
いずれのストーリーも
何処かしら幻想的な
イメージを漂わせて余韻を
持たせる様にしたつもりです。
そんなイメージを感じ取って
楽しんで頂けたら幸いです。
最後まで、お読み下さり
有難う御座いました。
また別なストーリーで
お逢いしましょう。