自由帝の笑顔の嘆き
「意外に呆気なく通れたねぇ…」

リラが後ろを振り向きながら言う。

「普通は色々質問されるのに…」
「まぁ、良いんじゃない?別に」
「そうだね。じゃぁ、今日中に関所をもう一個行くよ?」

リラが言う。

「もう一個!?」
「うん、それとも野宿が良い?」
「…急ごうか」
「アハハ!大丈夫!すぐに着くから!」
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