kiss！

そう思った瞬間
俺の理性は


壊れた。



ドサッ･･･。


｢きゃ･･･っ｣


俺は宇依那を
押し倒した。


びっくりした顔してる。


今まで俺、
我慢してたのに･･･。


俺を壊したのは
宇依那なんだ。



上から眺める宇依那は
いつもより
可愛くて
綺麗で･･･。


もっと俺を壊した。




｢風龍･･･どいて。｣


俺の目を
まっすぐ見て
話してくる。

どうせ、冗談と思ってるからだろ･･･？


だから
冗談じゃ終わらしたく
なくなる･･･。



｢･･･無理ぽっい。｣


ニカッと笑って
宇依那にキス。


｢何いってんっ！！｣



宇依那の
fastkiss。


｢やーめーて･･･――――っ！！｣

ドンッ


俺が少し口を離したら
声が聞こえて
突き飛ばされた。


｢ちょっ！？なんでキス？！｣


｢宇依那が好きだから？｣
あっ･･･。
いっちゃった。
まぁ、いいか･･･。
結果は見えてる。

｢･･････はぁっ？！！｣

予想通り。


びっくりしてる。



｢とっ、とにかく今日は帰ってっ！//はい。さようなら。バイバイ。｣


バタンッ！！


｢もっと可愛く閉めろ。バカ。｣


俺は押し出されて
呟く。

あれ？
断られなかった。
俺。


まだ望みあったりします？
神様ーっ！


なんて心の中で色々思う。