15のとき

―母の言葉―



「はぁ…。」


母は深いため息で、テーブルに頬杖をついた。




「本当に…わけわかんない子よ、アンタは。子供なんて産まなきゃよかったわ…。」





ワタシは


その場で凍りついた…



時が止まってしまったような感覚





“ウマナキャ ヨカッタ”





本気なの…






お母さん…?
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