15のとき

「私たち二人でもう一度…スカウトの話受けてみようよ!」



少し前までの自分からは想像もつかない言葉が次々に飛び出す。



こんなこと大袈裟かもしれないが、ただ…


目の前の勇気の助けになりたかった。



空っぽだったわたしに居場所を与えてくれた人だから…





力になりたかった!





勇気は、考えこむような表情になったがすぐに「やろう!二人で。」


と力強くうなずいてくれた。






いつもの

彼の笑顔が戻ってきていた。




やっぱり勇気は笑ってないとダメだよ!
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