15のとき
“ていうか
これで終わりにする必要なんてないんじゃない…?”




ワタシの中で
悪魔の声がささやいた






“バレなきゃいいのよ…!”





二度目のささやきで、奈美の心は完全に引っくり返されてしまった…







そうだよね
別にこんなこと
世間じゃ、よくある話だよね…!?









私は




彼と次に会う約束をした







もう、それだけで生きていける気がした…。




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