15のとき

ほらほら



ミンナ必死に笑い堪えてんじゃん…







そう思うと、余計にワタシの顔は真っ赤になる…





ミンナのシセンがイタイ………





「井ノ原さん…、もう席に座っていいですよ…。」






先生は

ワタシの異様な態度に気付いたようで



気を効かせて
ワタシを新しい席まで案内してくれた。







私はずっと

下を向いていた…



まるで

犯罪者みたいに…







死にたいくらい恥ずかしかった



転校初日……。


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