心の思うままに

かけた何かを求めて旅に出た


でもそれが何を求めての旅なのかがわからない


そもそも、何がかけたのかがわからない


胸の中心のちょうど肺らへんに


あった温もりがいつしか消えて

代わりにと誰かが寂しさをくれた


かけたのは温もりで
増えたのは寂しさ

わからない振りして

また旅に出た


寂しさを胸に抱えながら生きてくなんて

認めたくなかったんだ

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