だいすきな先輩 【実話】
次の日、てっきり放課後に来るのかと思いきや…1限の休み時間!!
あたしは日直で、108ノートを書いていた。
108ノートというのは、いわゆるクラス全員の交換日記のようなものだった。
先輩は教室の中に入ってあたしの書いてる字を眺める。
いっきにクラスの注目の的になる。
すると、ノートを奪い取って読み始めた。
「ちょ…返してくださいよーっ!!」
「読んだら返す~♪」
「え、恥ずかしいっ!!!」
そんなやり取りをあたしは少し楽しんでいた。(笑)
「あ、DVD!!」
あたしは本来の目的を忘れるところだった。