‡俺様の定義‡

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side琉架


棗と話し合ってまずは実奈と櫂斗に打ち明けて相談することにした。

だがそれは明日で、

今はナギと一緒に何かあったと気付かれないように過ごすことに決めた。

ナギに心配をかけないためにも……



「ナギ。

これウマい!!

今度作り方教えて。
自分で作ってみたい。」


さすが棗。
普段からナギのスキスキ光線をかわしているもんなぁ~

だったら…

「そーかぁ??
そんなに言うほどうまくないと思うんだけど…

どっちかって言ったら俺は嫌い。
でも棗が作るんだったら食べるけどね。」

「何よそれ!!

ウチの作ったのは食べれないとでも言うの!?」

「その通り。
だってナギ何かいれてそうなんでもん余計なもの…

そー考えると食べたくなくなるでしょ??」

「だったら琉架が作りなさいよ!!

ウチの代わりにさぁ~」

「やだよ。
だってそれはナギの罰でしょ??

俺がやったら意味ないもん。」

「むかつく~
もうヤダ絶対作んない!!」

「お前一か月前のおとなしさはどこ行ったんだよ!!

乱暴野郎が!!」




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