俺様王子と甘甘★秘密時間!
距離にして5センチ。


ちっ近いっ。

彼の長い足の間にすっぽりと収まるあたし。

あたしは手を床について、ペタンこずわり。




塀に寄り掛かりながら、少し上をみる彼。






「ぷはぁっ………」

やっと手が離れて、やっと息がすえる。


「ごめんな?」

「ぁ…ぃぇ…」


小さい声で言うあたし。

「声ちっさっ!」

笑いながら言う彼。


っ~。
だって、あたしおとこのこ嫌いだもんっ。



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