もう、いいの。


「わかりました。

わたしはしがない

サラリーウーマンです。

会社の命令には従います~だ。」


ちゃっかり文句は言って、

仕事を置き去りにした。

だって、どうせ手に付かない。


「じゃ、どうぞ。」


キョーハクしておくのにも

いい機会なので、

時田を、三階へ誘った。

この事務所は二階。

一階は倉庫になっていて、

だいたい誰かがいるので、

三階がベストだと思った。


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