ハート雲―・・・。
「その仲間の1人が、事故起こして入院してさ...
暫く見舞いに行ってたんだ。その上、バイトまで入ってたから
メールしたくても出来なくてさ...。」


瑠葵は、気まずそうな表情を変えずに話した。


「...その人は、大丈夫?」


話が終わってすぐに聞いた。


「大丈夫...だと思う。もう見舞い無くても大丈夫だって言ってたし」

自分自身に確認するかのように瑠葵は応えた。



「しかも、ソイツが事故ったの蒼音と会った翌日の朝だったんだよ。
入院って言っても...施設育ちで身寄りも居ねぇからさっきの不良の奴等が
見舞い行くって話しになったんだけど、昼バイトしてるから夜しか行けねぇみたいで...代わりに行ける奴って事で俺に連絡来たってわけ。バイト夜だから。」


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