愛しいキミへ





何十年に一度の流れ星。

それはまるで星斗とあたしが出会ったのを祝ってくれるみたい。



自惚れてるって思う?
自意識過剰って思う?

いいよ、思っても。


あたしだって思う。



信じてるんだよ、星斗。



あたしと星斗の出会いはただの偶然なんかじゃなくて必然だったんだって。


…運命だったんだって。







きらきらしたあなたはつかめない。


見えているのに触れさせてもらう事もできない。



どんなに想っても会えない日々が増えていく…――




あたしが思うのはあなただけ―――






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