蒼い月を見つけたら
テツヤは仕事(デザイン関係の会社の社長らしい)があるらしく、ミアの姿を確認するとすぐに帰って行った。
これでやっと少し落ち着ける。
ミアはリビングのソファに体をうずめた。隣にユリアも腰を下ろす。
「疲れたでしょう?ずっと大変だったものね。」
「うん。でも、だいぶ元気になったよ。ありがとう、ユリアさん。ルイトもありがとう。」
「いえいえ♪でも最後に後押ししたのはカイでしょ?何があったか知らないけど~」
「え、あ、うん・・・。」
さっきのことを思い出して、ミアはなぜか恥ずかしくなった。思わずカイが触れていた頬に手を当てる。
みるみる顔が赤くなっていくのが自分でも分かった。
「あー、もうだめ!このミアちゃんかわいすぎるわ!反則よ!」
ユリアがミアの頭をぎゅっと抱く。
「きっとカイをちょっとくらいいじめても許されるよね!」
「な、なんで・・・?」
意味がわからない。
「ミアの気にすることじゃないよ♪」
にこりとルイトは笑う。それは魅力的に。
この笑顔でいろいろごまかされていると思うのは、きっと気のせいではないはずだ。
これでやっと少し落ち着ける。
ミアはリビングのソファに体をうずめた。隣にユリアも腰を下ろす。
「疲れたでしょう?ずっと大変だったものね。」
「うん。でも、だいぶ元気になったよ。ありがとう、ユリアさん。ルイトもありがとう。」
「いえいえ♪でも最後に後押ししたのはカイでしょ?何があったか知らないけど~」
「え、あ、うん・・・。」
さっきのことを思い出して、ミアはなぜか恥ずかしくなった。思わずカイが触れていた頬に手を当てる。
みるみる顔が赤くなっていくのが自分でも分かった。
「あー、もうだめ!このミアちゃんかわいすぎるわ!反則よ!」
ユリアがミアの頭をぎゅっと抱く。
「きっとカイをちょっとくらいいじめても許されるよね!」
「な、なんで・・・?」
意味がわからない。
「ミアの気にすることじゃないよ♪」
にこりとルイトは笑う。それは魅力的に。
この笑顔でいろいろごまかされていると思うのは、きっと気のせいではないはずだ。