星色模様〜幼なじみの君と〜
日常
「失礼します」


ドアを開けた先には私を呼び出した人物がそこには居て、


「お、来たな。そこ座っとけ」

「…颯にぃ!見逃してっ!」

「…無理。お前なぁ、俺の授業だからって居眠りしていいと思ってんの?」

「お、思ってないよ」

「そ」


この颯にぃ事、坂下颯太


私の通う高校の教師であり、幼なじみのお兄ちゃん

県外の大学に行っていたけど、卒業してこの学校に赴任のため戻ってきた


久しぶりに見た颯にぃは大人びてかっこよくなっててビックリしたっけ


「ったく、里緒、次はないからな」

「えっ、あ、ありがとう」


ひとまず罰はまぬがれたみたい

私は胸を撫で下ろす

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