星色模様〜幼なじみの君と〜
「…」

「…」


沈黙がとても痛い



「里緒…」


真剣な稜平の目に私もおもわず真剣になってしまう


「俺は、お前の事…、友達だなんて思ってない」


え…、瞬間、私の頭の中がぐらりと揺れた気がした

友達だと思っていたから

私だけ?


「思ってない…思えなかった」


稜平の否定する言葉に涙が溢れそう


それでもなお、思ってもみない事を次に言われた


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