星色模様〜幼なじみの君と〜
「里緒しか見えない、こんなにも里緒が好きなんだ…って気付いたんだ」


泣きそうになる
どれだけ、私は無自覚で、鈍感で

友達だと稜平に言っていたのは、残酷だ

だけど…



「稜平ありがとう…だけど私は…」



友達に戻れなくても、ちゃんと、答えを出さないと、突き放す…という答えを伝えないと、

私も稜平も駄目だと思う



稜平に期待もたすような事はしては駄目

…稜平は嫌いじゃない。だから余計に苦しい


稜平に甘えてしまう
稜平の私の目を見つめる一途な想いに揺れそうで、こわい


.
< 102 / 319 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop