星色模様〜幼なじみの君と〜
抱きしめられる力がギュッと強くなった気がした


ダメ…





何とか稜平の腕から抜け出した私は、その場から逃げるように部屋から出た






「…ッ…ヒック…ッ…グス…」






部屋から出た私は我慢できなくて
泣き出すには時間がかからなかった




「…でさ〜」


ビクッ



誰かが歩いてくる

そう感じた私は誰にも見られないように、走り出して、外に出ていたのだった



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