星色模様〜幼なじみの君と〜
「さ、ご飯にしましょうか」

いつの間にかおじさんも帰ってきていて、四人で夕飯を共にした


百合子おばちゃんの料理はとても美味しい
お母さんのも美味しいけどね

私も料理は好き。二人みたいにもっと上手にできるようになりたいなぁ

…あ、颯にぃにお弁当作ろうかな


それ、いいかもっ




「何笑ってんの?」

「え?」


あ、考えながら笑ってたみたい

「食べながらニヤニヤしてる」

「…ニヤニヤじゃないもん。いつ食べても百合子おばちゃんの料理は美味しいなぁって」

「あらっ、ありがとう」


とりあえずごまかせたかな


「でも里緒ちゃんのも美味しいわよ」

「え、私なんて全然…」

百合子おばちゃんの足元にもおよばない料理初心者ですから

「へぇ、里緒、料理すんだ」

「まぁ」

「食えんの?」

「なっ!ちゃんと食べれますっ!」

颯にぃってば馬鹿にしてるんだから

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