星色模様〜幼なじみの君と〜
「何で、何で颯にぃが謝るの?…っ意味分かんないよっ」


ムキになっちゃって、そう言って、走りだした


後ろから、ボソリと

「…俺だって、意味分かんねーよ…」

と寂しげに呟く声がしたのは誰にも聞こえずに、風の中に消えていった











バタンッ


「ちょっと、もっと静かに入って…って里緒!?」


泣きながら抱き着いた私に遥はものすごく驚いている


「…はるかぁぁ…っ」

「何!?ちょっとどうしたの?落ち着いてっ」



遥に落ち着けられながら、深呼吸する

そして、事の内容を伝えていった


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