星色模様〜幼なじみの君と〜
「単純」

笑う颯にぃに、私も笑顔になる


試験頑張って夏休み迎えよぉ

あ、夏休みといえば、



「颯にぃ、私、夏の合宿中、マネージャーやる事になったの、バスケ部の」

「は?」

「頼まれたんだぁクラスの子に、遥も一緒。なのでよろしくお願いします!」


報告忘れるとこだった


「…あぁ」

ん?何か颯にぃ、一瞬不機嫌そうな…

「駄目…かな?」

「いや、いいよ。マネージャーいると助かるしな」

やっぱり普通だよね?
気のせいかな


「良かったぁ、役に立つよう頑張るね」

「あぁ。里緒のクラスのバスケ部は…三浦と田中と神崎だっけか」

「うんその三人」

三浦は海君、そして部長。
田中は稜平、神崎は優太君のこと

「仲いいんだ」

「まぁ、去年も同じクラスだったから、三人ともいい人だよ」

「知ってるよ、部活も熱心だしな」

それはそうだよね
仮にも部活で一緒に居るんだし



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