星色模様〜幼なじみの君と〜
私はまた手持ち花火をやろうとした


「…火は…」


ろうそくの火は…消えてるし…

マッチか着火マンとかを探していると


「ほら、火、花火下にしてろ」


颯にぃがライターを持って花火につけようとしてくれた


「…颯にぃ…」


私、まだ謝ってない…

あんなひどい事言ったのに颯にぃは優しく接してくれる

でもやっぱり、どこかお互いよそよそしくて

顔をちゃんと見れない




シューー〜ッ




「おっと、ついたな」


急いでライターを花火から離した


「…すご〜い!綺麗!」


色んな色になる花火に無邪気に喜んでしまってる私


「…だな」

「…颯にぃも、はい」


私はもう一本花火を取って私の火をつけてあげて颯にぃに渡した

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