星色模様〜幼なじみの君と〜
「…綺麗だな」

「うんっ!花火楽しいねぇ」


花火に夢中な私は、謝る前に颯にぃに笑顔を向けていた


あ、花火、終わっちゃったぁ…


「あっという間だな」


颯にぃの花火も終わっていて、私と颯にぃは一気にシンとした雰囲気


「あの…颯にぃ」


そんな雰囲気を壊し、話しかけようとして、次の言葉を言おうとした時


「里緒!」


大きな声で呼ばれた


「り、稜平?」


稜平は私を呼ぶと、ちょっと来てと言い、私の手をとり、強引に連れて行かれた


何だか稜平は颯にぃを見た気がする


「ねぇ!稜平?一体何?」

連れられ歩く稜平に聞いた

「挑発」

「え?」


何を言ってんだろう稜平


.
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