星色模様〜幼なじみの君と〜
さて、どうなるか…


「おもしろ〜いっ」

「人が悪いね」

「海」


先生が行った後、海が後ろから声をかけてきた


「だってさ〜見ててじれったいっていうか」


絶対先生だって里緒を女として見てるもの


「稜平の沈むとこ、この合宿中何回も見てるんだけど」


そう言って溜息をついた


「慰めてあげたら?親友君!」

「稜平はあぁ見えて一途で繊細だからね」


そうそう、男はデリケートなのよね


あたし達は笑いながら花火してる皆の所に戻った




傷ついて、傷つけられて

うまくいかない恋もあるけれど

一生懸命な恋であった事には変わりない

その気持ちを忘れずに



遥side終
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