星色模様〜幼なじみの君と〜
「…颯にぃ待てないんでしょ?そういうの分かってて私に好きって言ってくれたんでしょ?」


颯にぃは私をいつも心配してくれる
だから迷惑かけないよう、リスクある付き合いを言うはずがない

それでも伝えてくれたから


「…ったく」


あ、もしかして、初めて一泡吹かせれた?


「私は颯にぃが傍に一緒に居てくれたらいい」


ずっと


「…なら守るからな」

「私も…颯にぃも先生も守る」


新任でトラブったら嫌だから
迷惑はかけたくない




「里緒…好きだ」




やっと
やっと
想いが通じた日



「私なんて…颯にぃより、ずっとずっと前から大好きだったんだから」


すると颯にぃは微笑みながら私を見た


.
< 214 / 319 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop