星色模様〜幼なじみの君と〜

「朝っぱらから女同士でイチャイチャかよ？」


突然の後ろからの声に私と遥は振り返った


「あ、稜平！優太君、海君も、おはよう」

挨拶に元気に返してくれる優太君に続き稜平と海君も挨拶をしてくれる

「女同士の秘密」

遥はさきほどの稜平の言葉にそう応えた

「仲良しだなぁ春川と水野は」

「三人だって仲いいじゃない」

クラスも部活も一緒なせいか、いつもつるんでる三人は本当仲がいい

「まーねっ」

優太君が元気よく言った。
朝からというか、いつも元気でテンション高い優太君はムードメーカーだなぁ

こっちまで元気になる

「ん？春川どうかした？」

優太君が私の視線に気付いたので、


「何か優太君見てると元気になるなぁって」

「へ？マジ？ちょー嬉しいっ」

無邪気な笑顔な優太君が可愛いく見える


そんな二人の些細なやりとりに、稜平は少し不機嫌になり海君と遥は苦笑いをしていたようだったという…