星色模様〜幼なじみの君と〜
「つまり!行きの時みたいに先生の隣に座ってもらいたいんじゃない」

「えぇ!?」


ただ酔ってないのか聞いてきただけだよ?


「先生ってば遠回し〜!」


遥が楽しそうに言うから、苦笑してしまった


「でも私酔ってないよ?」


「ばか!そんなのいいの!酔ったふりでもしてれば?ほら、行きなよ〜」


行くよう促す遥に負けて、私はメールの返信もしないで立って歩き出した

でも…颯にぃの隣

嬉しいかも


バスの中はほぼ、行きと違って眠る部員達でとても静か

疲れがたまってるのだろう

颯にぃの席まで行くと



「…里緒!」

「えっと…」


いきなり颯にぃの所に来たもんだから驚いてる


「やっぱ…酔ったのか?ほら座れ」

「う、うん」

.
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