星色模様〜幼なじみの君と〜
言葉で伝えてほしい事だってある

不安になってしまうから

颯にぃはそんな私を分かってるんだ

でも私だって颯にぃを分かってるもん


だから颯にぃの分までストレートに素直な女の子になるんだから

自分で言うのもなんだけど…




ギュッ





ふと、手を握られた

あったかい

大きくて優しい手

言葉がなくても伝わる時は伝わるもの


私はギュッと握り返した







「ふぁ〜ぁ」

あ…!思いっきりあくびしちゃった

「寝ろ、疲れてんだから」

そう言われたので、颯にぃと喋りたかったけど…眠気がおそってきたので、結局眠りにつくのだった

颯にぃに寄りかかって…、おやすみと優しい声を聞きながら…


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