星色模様〜幼なじみの君と〜
「なら、いい」

「颯にぃの前だったらいいの?」

「…あぁ、いびきしても、寝言言っても、よだれ垂らしてもいいよ」


え、そんな可愛くない寝顔イヤ…


「じゃあ颯にぃの前で寝ないもん」

「…可愛いよ里緒の寝顔は」


信号が赤になって止まったと同時

颯にぃは私の方を見て言ってきた


///


もー…やっぱり恥ずかしい



照れてると、颯にぃの笑い声が聞こえてきた


「何で笑うのよ〜?」

「別に」


も〜
少しだけムッと睨んだけど、やっぱり笑われた

こども扱いされてるみたいじゃない




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