星色模様〜幼なじみの君と〜
「何ヤキモチ?」

「…」


そうだもん
私は颯にぃよりヤキモチ妬きなんだから


「てかさ、名前」

「え?…あ…//」


だって妹とかには見られたくないし


颯太…


呼んじゃったぁ
二度目の呼び捨て


「お前、自分で言っといて照れんなよ」

「だってぇ」

「よく出来ました」

「あ、バカにしてるっ」


だけど、嬉しそうに颯にぃは頭を撫でてきた


「かわい」


撫でるその手にくすぐったい気持ち

もっと颯にぃに触れられていたいそんな感じ

…頭なでられてるだけなのに

何か私やらしいみたいじゃない



そして、その手は再び繋がれた



.
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