星色模様〜幼なじみの君と〜
「終わったぁー!」


授業の終わりのチャイムが響き、静かだった教室はザワザワと賑やかになりだした



「里緒!あんた二日連続で、馬鹿でしょ」

「だって…」

私の席へ来た遥の第一声が馬鹿よばわり
自分でも分かってるけども


「いやーウケたわ」

稜平まで、馬鹿にしたような笑いを向けてきた

「目つけられても知らねーぞ。坂下って意外と厳しいんだぜ」


もー、颯にぃの中で問題児かも

「そうなの?厳しいんだ」

遥が稜平の言葉を聞いて質問した


「あぁ、特にバスケん時は。嫌いじゃねーけどな」

「へー、じゃあ部活行ったら見られるかもね」


なんか颯にぃらしいなぁ

そう思っていると海君がやってきてニッコリ笑った

「二人共、マネージャーの話、先生に報告しておいたからね。よろしくだって」

私も昨日、報告しておいたんだけどね


「うん、ありがとう」






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