星色模様〜幼なじみの君と〜
遠出した私たちは、地元に着くともう夜になっていて

颯にぃが向かった場所は

懐かしの場所



「歩くぞ」



車を途中で停めて、上に歩き出した私たち



今でも来たりする
落ち込んだりした時は特に



思い出の

丘の上



「わぁっ!」


綺麗


「な?いい所だろ」

「うんっ」


プラネタリウムもいいけど、やっぱり此処も大好き


それに


『颯にぃのお嫁さんになるっ!』


そんな可愛い事言った場所でもあって

あれから何年も経って、今じゃ…彼氏なんだよね…


「どした?じっと見てきて」

「う、ううん」


思わず見つめてしまってた


座った颯にぃは私を手招きして

「おいで」

と颯にぃの脚の間に座らされた

後ろから感じる颯にぃの温かさ


.
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