星色模様〜幼なじみの君と〜
一体誰なんだろうと思いながら、授業中を過ごした


お昼になり、私は、久しぶりに作った颯にぃへのお弁当を持って教室から出る



見つからないようにしないとねっ

喜んでくれるといーなぁ

あ、もう食堂とかで買ってたりしないよね



ウキウキ気分で、颯にぃが居るであろう数学の準備室へ向かった



そして、廊下を歩いていると、ちょうど会いに行こうとしていた人物が歩いていて、



「颯に…っと、坂下せんせ「颯太!」



…え?



颯にぃに声をかけようとしたら、別の声によってそれは遮られてしまった



今、颯太って名前で…



颯にぃを呼んだ人物にすぐさま顔を向ける



え…?



「…日野先生、学校で名前で呼ぶなよ」

「あ、ごめんごめん、久しぶりだね」



それは、今日新しく来た、日野沙織先生だった



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