星色模様〜幼なじみの君と〜
はぁ…何か疲れた、精神的に

颯にぃと会いたいよぉ

結局、昼は会いに行ってないし…今日はまだ話してもいない

充電したい…今日はとことん颯にぃ不足




やっと体育館に着いた私は、颯にぃを捜したけどまだ来てなくてガッカリ



「何、暗い顔してんだよ」

「…稜平か」

「はぁ?何だよその投げやり感」

「別に〜…ってイタタタ」


いきなり稜平にほっぺをつねられて涙目になった


「目、冷めたか?」

「バッチリです!最初から」

「…何があったか知らねーけど元気出せよ」


そう言って稜平は練習し始めに行ったのだった


「…ありがと」


そんな後ろ姿に小さく呟く

…よし、とりあえず部活やろう





部活を始めて、まもなく、颯にぃが体育館に入ってきた

するとすぐに目が合って…


フフッ


思わず微笑む


「マネージャー?」

「え?あ…何でもないよ、うん」


いきなり笑った私を不思議そうに見る部員に慌てて返した

.

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