星色模様〜幼なじみの君と〜
先輩
ピピピピピピ……
「…う〜ん」
いつもより早いアラームの音にかすかに目を開けた
「…あ!お弁当作んなきゃ」
思い出したように覚醒して起きた
昨日は渡せなかったし、今日こそは渡したい
お弁当箱…は、まだ戻ってきてないから違うのにしよっと
そして、張り切って作ったお弁当を持って、颯にぃの家に向かったのだった
「あ、颯にぃ」
「ん?、里緒」
「おはよっ」
「おはよ」
ちょうど玄関先に颯にぃが居たのですぐさま声をかけた。今日は早めに出勤みたい
「はい!」
「弁当?…さんきゅ」
笑顔になった颯にぃに私も嬉しくなる
今日一日やる気出たかも
「行ってらっしゃい颯にぃ」
「あぁ。…あ、里緒」
「?」
呼び止められると、すぐにキスがふってきた
「ん…っぁ…」
朝からとろけてしまうくらい
「そ、颯…にぃ//」
「…っ」
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